録画したTSファイルをカーナビで再生できる形式に変換する。ここがこのシリーズの核心だ。
録画環境
録画に使っているのはPT3(PCIe接続の録画カード)とEPGTimerの組み合わせだ。
EPGTimerは番組表から検索して予約できる優れもので、地上波2局・BS2局の同時録画にも対応している。録画したファイルはTS形式で保存される。
エンコードの前にCMカット
TSファイルをそのままエンコードする前に、CMカットとトリミングを行う。
TMPGEnc 8には自動CM検出カット機能があり、約8割の精度で自動カットしてくれる。ただしこの機能は別途プラグインの購入が必要だ。完璧ではないので最終確認は必要だが、手作業の手間が大幅に減る。
TMPGEnc Video Mastering Works 8
TMPGEnc 8のエンコード設定
出力形式
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 出力形式 | MP4 |
| コーデック | H.264 + AAC |
| 解像度 | 1024×576 |
| ビットレート | 約1800kbps |
| ファイルサイズ | 1時間あたり約1GB以下 |
カーナビの再生には十分な画質だ。大画面テレビで見るわけではないので、これで十分すぎるほどきれいに見える。
FAT32の4GB制限への対応
前の記事で触れたとおり、FAT32は1ファイル4GBまでの制限がある。ビットレート1800kbpsで1時間約1GBに収まるので、2時間の映画でも2GB以下になり制限に引っかかることはほぼない。
万が一長い番組をエンコードする場合は、TMPGEnc 8のファイル分割機能で2GB以下に分割すれば安心だ。
エンコード手順
- TMPGEnc 8を起動
- TSファイルを読み込む
- 自動CM検出でカット(最終確認も忘れずに)
- 出力設定でMP4・解像度・ビットレートを設定
- エンコード実行
- 完成したファイルをSSDにコピー
PT3は製造終了品だが今でも現役
PT3は現在製造終了しているが、中古市場でまだ入手できる。一度環境を作ってしまえば長年使い続けられる。EPGTimerとの組み合わせは安定していて、毎日の録画を自動でこなしてくれる。
→ 次の記事:ファイル整理ツール紹介(encord_rename_app)


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